はじめに
我が家でもSwitchBotハブ2を導入したのですが、ひとつ問題がありました。
リビングと寝室のエアコンをそれぞれアプリに登録したのですが、ひとつを操作するともう一台も動き出してしまうことでした。
SwitchBotハブ2の赤外線送信距離が30mもあり、家が狭いことも理由のひとつなのですが…
使用しているのは日立製のエアコンが2台、検索しても販売代理店に連絡してくださいとしか書いてなく、日立お客様相談センターにメールを送ってやっと解決したので、その方法を記事にしました。
日立のエアコンが2台同時に動き出し、困っている方も多いのではないでしょうか。この問題、実は原因と解決策がはっきりしているケースがほとんどです。この記事では、リモコンの設定から、電波干渉、エアコン本体の故障まで、考えられる原因を一つずつ丁寧に解説していきます。ご自宅でできる簡単な対処法も多数紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。この記事を読めば、きっとあなたのエアコントラブルは解決します。
なぜエアコンが2台同時に動いてしまうのか?
なぜ2台同時に動いてしまうかといいますと、エアコンのアドレス設定が出荷時には同じ設定になっているからです。
日立エアコンのアドレスには2種類あり、「A」と「B」が存在します。
工場出荷時には「A」で設定されています。
アドレスが同じため、リモコンの区別がされずに同時に動き出すことが起きてしまうのです。
設定を変更して1台を設定「B」にすれば、同時に動き出すことはなくなります。
デメリットとしてはリモコンが使い回せなくなります。
エアコン2台同時運転問題の解決策
※以下の方法はアドレスを「A」から「B」に変更する方法です。
「A」に戻す方法はわかりません、自己責任でお願いします
1.リモコンの電池を取り外します
2.ジャンパー線を先の細いニッパーで切り取ります。
切りにくい場合は手前にまげて中央を切断し、ジャンパー線同時が接触しないように奥に押し込みます。
このジャンパー線がとても硬く、家にあるハサミ、ニッパー、爪切りを試しましたたが、切ることは出来ませんでした。
最終的にはペンチで引っこ抜いてやりました。リモコンが壊れる可能性もあるのでおすすめはできません
3.リモコンに乾電池を入れ、電池ケースのふたを閉じ、リモコンのリセットボタンを押します。
リセットボタンの穴は小さいので爪楊枝などで押しましょう
4.エアコンに電源プラグがささっていることを確認します。
設定をしない方のエアコンは誤操作を防ぐためにプラグを抜いておきます。
5.リモコンの送信部をエアコンに向けて、室温ボタンの上ボタンとリセットボタンを同時に押して、リセットボタンのみを離します。
「ピッ」という受診音がしてリモコンに「b」と表示されれば設定変更は無事に完了です。
同時押しは2秒くらいで、上ボタンは音が鳴るまで押す続けます。
SwitchBotハブ2への登録方法
アドレスを変更しているので、SwitchBotハブ2への登録は必ず「リモコンの自動学習」で行ってください
リモコンの手動学習で登録してしまうと、アドレスが「A」のものしか登録してくれません
これでハブ2でエアコンを別々に操作することができます。
まとめ
日立エアコンの2台同時運転問題、あなたも経験したことがありますか?この記事の内容は参考になりましたでしょうか?もし、他にも気になる点や、解決できなかったことがあれば、お気軽にコメント欄にご質問ください。読者の皆様からのご意見は、今後の記事作成の参考にさせていただきます。また、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
■据付説明書 P.14 アドレス設定についてhttps://kadenfan.hitachi.co.jp/support/raj/item/docs/ras_d22lbk_b_sue.pdf#page=14